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2016.9.4 

「秋分の日」はお墓参りの日!

愛知県岡崎市の石材店 ストーンランド犬塚のKです。

お彼岸にお墓参りをする文化は、日本だけだそうです。

「彼岸」は、神道や自然崇拝の「日願(ひがん)」を由来としているといわれています。
一年で昼と夜の時間がまったく同じ日が春の「春分の日」と秋の「秋分の日」お彼岸の中日です。
その前後3日間を彼岸といいます。

農耕民族の日本人は、この神秘的な日を古来よりとても大切な日とし、春は豊穣を祈り、秋は収穫を感謝していました。
お日様に願い、毎日の自然に感謝の気持ちを表す期間にしようと言うのが『日願(ひがん)』と考えられています。
日本古来の民間信仰が仏教伝来と合いまみえ、この『日願』と『彼岸』の教えとが融合し、日本独特の信仰のかたちをつくり上げてきたようです。

仏教では「彼岸」とは仏様の世界「浄土(じょうど)」、対して人間世界を「此岸(しがん)」と言います。
仏教では 春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりの様です。

明治維新の際には、神仏分離令(廃仏毀釈)もあり、春分・秋分は春季・秋季皇霊祭という国家的祭日となりました。
しかし、戦後は国家神道を嫌ったGHQ(連合軍)により、祭日ではなく「春分の日」・「秋分の日」という国民の祝日になりました。
春分の日は「自然をたたえ、生物をいくつしむ。」
秋分の日は「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ。」と定められました。

彼岸にはお供え物として「ぼたもち」・「おはぎ」をお供えします。
炊いた米を軽くついてまとめ、分厚く餡で包んだ10センチ弱の菓子として作られるのが一般的です。
これらの名は、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来しています。
実は同じものです。
春は牡丹餅(ぼたもち)、秋はお萩(おはぎ)と呼びます。
しかし、春は”こしあん”、秋は”粒あん”(萩の花に見立て)で少し小さめに作るという違いもありますが。
また、なぜ小豆のあんを使うか?
あずきの赤色には、災難が身に降りかからないようにするおまじないの効果があると信じられています。
古くから邪気を払う食べ物としての信仰が、先祖の供養と結びついたと言われています。



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