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お知らせ

2016.9.9 

万成石の紹介

愛知県岡崎市の石材店 ストーンランド犬塚のKです。

岡山県岡山市北区で産出されます。

桜色がかった品の良い色で、国産材トップクラスの硬さを持つ石です。








種別:角閃石黒雲母花崗岩 (白亜紀後期, 7700-8800万年前) 完晶質、中粒の岩石
物理的性質:圧縮強度=1391kgf/cm2、みかけ密度=2.60kg/m3、吸水率=0.17%

万成石は天保年間に採石し始まったとされています。
昭和末期から平成初期にかけては採石業者が9社11丁場存在したものの、現在も採石している業者は2社(2丁場)のみとなっています。

使用例:
建築=中央大学や帝国学士院等に採用され、昭和時代には東京放送会館、日生劇場、伊勢丹、阪急ビル 、東京海上火災ビル、銀座和光ビル、岡山県吉田茂、立美術館内装 など
墓石=後藤象二郎、長谷川町子、吉田茂、柳田國男、三木谷家、高村光太郎、吉川英治、成瀬巳喜男、小渕恵三、石原裕次郎、横山やすし、本田美奈子、市川忍、俵孫一、中川一政、米川文子、山岡荘八、イサムノグチ、黛敏郎、廣池千九郎、安田善次郎、小泉純也、浜口雄幸、堀辰雄、朝倉文夫など

万成石は色の濃いものを竜王と言いますが、本来の竜王は光田石材の竜王谷から取れるものだけを竜王とよんでいたそうです。今は光田石材は閉山しているので、残った丁場で採れた色の濃いものを竜王とよんでいるようです。ただ、石材店は色の濃いものを好むが、お施主様は色の薄いものを好むそうです。
今、人気の形は和洋折衷型なようで、皮肌を活かした自然墓でも縦長のがあり、人気があるそうです。
皮肌を活かした墓石を作るには、玉石を3つ切って1つ使えるかどうか、また色目をなるべく合わせるのも苦労するようです。
他に丁場の方に聞いた特徴としては、錆びない。天目横目がなく六面どこを切っても同じ目合いになるそうです。
吸水率が低いので苔がつきにくいそうです。



愛知県岡崎市のストーンランド犬塚では安心・安全をモットーに、岡崎・安城・豊田・蒲郡西三河地方はもちろん、名古屋、知立、刈谷など愛知県全域にお墓作りを行っています。最近人気の国産墓石はをはじめ、お墓・墓地のことならストーンランド犬塚にお気軽にご相談ください。https://inuzuka.sakura.ne.jp/contact/index.php

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