2016.8.27
川の中でケルン(ケアン)を作りました!
愛知県岡崎市の石材店 ストーランド犬塚のKです。
くらがり渓谷に川遊び行きました。
そこで姪の子供と一緒に ブランコを作ったりして遊びました。
川の中の大きな石の上に河原の石でケルンを二人で積みました。
石の上が三角になっていて、バランスがむつかしく、何度も積みなおし完成しました。
ケルンの語源はcairn本来はアイルランド語で”石で築いた塚”を意味するらしいです。
ケルンはいくつかの目的のために構築されるようです。
●埋葬場所の特徴付け及び慰霊のために。
お墓の様なものです。
古い墓地には今でも近くにある石を利用して積んであります。(ずいぶん昔、積んだものです。)
●一般的なによく見るのは、山頂や登山道などの道標となるように石を円錐状に積み上げたものです。
目的は道標です。道に迷った時には便利な道しるべです。
本来の目的は道標ですが、違った目的でケルンが積み上げられる場合もあります。
山の遭難現場などにケルンがある場合があります。
これは慰霊の意味で作られたものです。
また、遊び半分で、何の意味もなく積み上げられたケルンもあります。道標と思って信用すると道に迷う危険があるので注意が必要です。
いたずらにケルンを作ろうとすると、その石の確保のために山の自然環境や高山植物などの生態系を壊す場合があります。
大きな石を拾うために無理に石を取ると、その個所が雨で砂や小石が流失して地面が侵食されることになります。
こうした山の自然環境の汚染、破壊につながる行為は絶対行ってはいけません。山岳パトロールのみなさんはこうしたケルンを発見次第、ケルンを壊し、石を元の位置に戻す作業を行っているそうです。
興味本位のケルン作成は行わないようにしましょう。
ちなみに今回のケルンは帰るときに崩しました。
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