2016.7.10
真壁小目石のご紹介
愛知県岡崎市の石材店 ストーンランド犬塚のKです。
今日は石の三大産地の一つ茨城県の真壁小目石(マカベコメ)をご紹介します。
産地; 茨城県桜川市真壁町真壁町や大和地区(旧大和村)
特性; 真壁小目石は白色または薄青、薄黒を帯びた白色をしており硬質で吸水率も低く、研磨すると光沢に優れており光沢の持続性も極めて良いため墓石材として最適といわれています。産地が茨城県真壁町であることから真壁石と呼ばれており、中でも石目の細かい真壁小目石は吸水率の低い上質な墓石材です。磨いた面は微かに青みを帯び、青みや黒みが強いほど高級とされ価格が高くなる傾向にあります。
岩石分類; 花崗岩
古来より様々な名石を産出してる、有数の石材産地・茨城
およそ60万年も前にできたといわれ、“常陸こみかげ石”とも呼ばれています。遥か石器時代から利用され、付近に数多く発見された遺跡(石斧、石刃、石棺等)にその利用を見る事ができます。やがて、道具(石斧、石棺など)としてだけでなく、信仰の対象物としても用途が拡大し、仏教伝来に伴って山岳仏教の聖地として加波山、筑波山開かれた由緒もあります。この地の石材業の始まりは約500年前と伝えられ、仏石石工の存在が認められます。時代の推移とともに石の利用は徐々に盛んとなりました。
首都圏最寄りの大規模産地という地理的背景もあり、日本銀行、国会議事堂、皇居、東京駅をはじめ首都圏の多数の駅舎、天皇陵、皇居などの歴史的建造物などにも使用されています。また、福沢諭吉、山本五十六、井上馨、力道山、川端康成、浜口庫之助、菊池寛、中浜万次郎などの墓地にも使用されており、首都圏の歴史ある墓地、墓苑では使用率が最も高い花崗岩でです。
採石量が多いため国産材としては価格が手頃であり、かつ良質との評価があることから、関東全域で墓石使用率が群を抜いて多い石材です。
現在は輸送機関の発達により北陸、東海、近畿、九州まで販路が広がっていること、良質であるが国産材としては価格が手頃なこと、中国産石材への不信なども追い風となり全国的に人気が非常に高くなっています。
愛知県岡崎市のストーンランド犬塚では安心・安全をモットーに、岡崎・安城・豊田・蒲郡西三河地方はもちろん、名古屋、知立、刈谷など愛知県全域にお墓作りを行っています。最近人気の国産墓石はをはじめ、お墓・墓地のことならストーンランド犬塚にお気軽にご相談ください。https://inuzuka.sakura.ne.jp/contact/index.php