2016.6.12
北木石のご紹介
愛知県岡崎市の石材店 ストーンランド犬塚のKです。
岡山県笠岡市北木島町(北木島)から産出されています。
特性
鉄分の含有率が高く、鉄が粘性があるように粘りが強く欠けにくい。昭和中期から後期の石不足の時は山肌近くの石が出回り、サビや変色をしました。しかし現在は地表から80mの所を掘っているのでサビが出にくくなりました。また、サビは原石で3ヶ月程海風に晒すと出てくるので、そのような取り口は墓石として使わないようにしているそうです。大きな石が採れ、大阪城の石垣で使われた巨石の中で特に大きな石が取れた3石種の内の1つです。靖国神社の大鳥居も北木石で出来ています。
物性データ
吸水率 0.23% 見掛比重2.63t/㎥
圧縮強度 158.73N/m㎡ 岩石分類 花崗岩
現在の取り口は重機があるところです。水溜りは深い所で40mもあるそうです。一番深いところを掘っているときは常にポンプで水揚げをし、途中途中に貯水槽を中継していたそうです。その電気代も馬鹿にならず大変だったそうです。下の重機は掘り進むうちに今の深さに到達し、もし上げるときは分解して揚げなければ、ならないので20年はそのままだそうです。
愛知県岡崎市のストーンランド犬塚では安心・安全をモットーに、岡崎・安城・豊田・蒲郡西三河地方はもちろん、名古屋、知立、刈谷など愛知県全域にお墓作りを行っています。最近人気の国産墓石はをはじめ、お墓・墓地のことならストーンランド犬塚にお気軽にご相談ください。https://inuzuka.sakura.ne.jp/contact/index.php